コラム・オピニオン

コラム7:被害者が利用できる支援について


2016年6月

事故や事件の被害者が利用できる支援については、その状況や時間の経過によって異なります。例えば交通事故であれば、軽傷なのか、重度の障害を負ってしまったのか、また亡くなったのかによっても異なります。また時間的には事故直後なのか、数か月後なのか、数年後なのかによっても異なります。

交通事故の場合には、国土交通省の自賠責保険ポータルサイトにおいて、大変詳しく情報提供がなされています。

まず、事故にあった場合の流れは「実際に事故にあったら?」の「状況で見るインデックス」ページがわかりやすくまとまっています。

  国土交通省「自賠責保険ポータルサイト」実際に事故にあったら?

また、このウェブサイトでは、怪我をした場合や家族が亡くなったとき、障害が残ったとき、損害賠償を受けるときなど、ケース別にページが分かれて記載されています。 パンフレット(PDFファイル)も大変活用できます。パンフレットは下記に掲載されています。

  国土交通省「交通事故にあったときには」パンフレット(PDFファイル)

  国土交通省「自賠責保険ポータルサイト」

ただし、これらの情報提供は、事故直後の支援が中心です。事故から数か月後、数年後には、精神的な問題が出てくることがあります。そのようなときには、地域の精神保健福祉センターや、被害者支援センターを利用されるとよいでしょう。

  厚生労働省:全国の精神保健福祉センター一覧

  全国被害者支援ネットワーク:全国の被害者支援センター一覧



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